2020, Jul. 4
味噌に生えた物を、
取り除く。
味噌を手作りしたものの、表面に何か生えてしまった。
これ、どうしたら良いの?
そんな風にお悩みの方に、是非読んで頂きたいです。
あなたの味噌に生えた物が、カビであったり、好ましくない酵母の場合、取り除きましょう。そうすれば、その下にある味噌は、食べる事ができます。
味噌に起きた変化と、原因については以前書いた通りです。
味噌の事を、もう少し深く知りたい方は是非ご覧ください。
カビや酵母の
取り除き方
① 味噌の表面に生えた物の、特徴を観察する。
毛が生えていますか?
ベタッとくっ付いてますか?
なにが生えてるか分からない方は、こちらを。
② 道具を用意します。
・清潔なスプーン
・キッチンペーパー
・大き目のボウルや、容器(重石を一時的に置きます。)
・ホワイトリカー(35度以上のアルコール)
③ 味噌の表面に生えた物を取り除く
①で何が生えているか見極めましたか?
もしカビが生えていて、毛の先端に丸い物がついていたら、カビの胞子かと思います。飛ばしたり、吸い込んだりすると厄介です。目で見えにくい事もあるので、取り除く前に、濡らしたキッチンペーパーで、カビの部分を軽く押さえつけながら、拭き取りましょう。
スプーンを使って、取り除きたい部分を削いで行きます。ほんの少し、味噌も削ると良いです。勿体無いですが。
削いだ物は、袋などに纏めて捨てましょう。
④ 味噌の容器・重石を綺麗にする。
生えた物が味噌の容器に触れていた場合は、その周辺をアルコールで拭き消毒しましょう。全体的に拭き消毒しても構いません。
味噌の粕が残っていると、下の様にカビが生える事もあります。
また、生えた物に重石も触れていた場合、重石もアルコール拭きすると良いです。ラップが味噌の表面に乗っていた場合は、取り替えましょう。
⑤ 味見する。
味噌の容器が全体的にキレイになったら、味噌を少し掘り起こして、味見をしてみましょう。どんな味がしますか?
塩気に角があったら、もう暫く発酵熟成させましょう。美味しいと感じたら、使う分だけ取り分け、残りはまた元に戻しましょう。何れにしても、重石は必ず乗せて。
以上の内容を簡単に映像にしました。こちらも合わせてご覧ください。