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2020, Jan. 22
手前みその
容器と重石の事
発酵旅人の味噌造りにご参加の皆様、
ありがとうございます。
ご用意頂きたい容器は、
以下の通りです。
迷った時は、ご連絡ください。
容量
・1.8~2Lの容器(1kg仕込みの場合)
*これについては、一番下に書きます。
形状
・横広より、縦深のものを。
・容器の口はパーにした手が、余裕で入る広さ。
(味噌を詰めにくいため)
材質
・プラスチック、ガラス、ホーロー、何でも可。
ホームセンターや100円ショップには
この様なちょうど良い容器があります。
(お砂糖の容器など)
なぜ、縦深にこだわるか?
それは、味噌が空気に触れる面積を
少なくしたいからです!
空気に触れる部分は
・カビ
・酵母
などが生えやすくなります。
カビが生えると、味噌と共に削り取ります。
酵母は食べられますが、
味噌に混ぜ込み過ぎると、風味がキツくなります。(個人的な感想です。)
出来るだけ、仕込んだ味噌を丸ごと頂くには
味噌が空気に触れる部分を減らしたいのです。
それに、味噌屋さんの樽は縦深です。
寸胴で、丸型でもありますが、
でも、そこまで同じ形の
2L容器を探すのは大変です。
どんな形でも、袋の中でも味噌はできます。
大事なのは、表面積を少なくすること。
そのポイントだけ、覚えていてください。
どうぞ宜しくお願いします。
*容器の購入が味噌造りに間に合わなければ、あとから仕込み味噌を、容器に詰め替えて頂いても構いません。
好ましい容器
(蓋は気にしないでください。)
好ましくない容器
容器の大きさと重石について
発酵旅人の味噌造りでは、
重石(塩の袋)を仕込み後に乗せるやり方を推奨しています。
理由は、
味噌造りで質問して頂きたいのですが、
重石の重さは、大体味噌の半分程です。
10kg辺りから、重石は少し軽くしていきますが
少量の場合は、半分程度とお考えください。
味噌1kg仕込む場合、重石は500g。
容器はそれがすっぽり入るように、
大体1.8L以上がオススメです。
というのは、
たまり醤油がみその表面に上がってきた時、
1.5Lだと容器から外に漏れ出してしまいます。
少し余裕を持たせると、夏辺りに
漏れ出た醤油にアタフタしなくて済みます。
仕込み量、重石、容器の目安は、
こちらをご覧ください。
味噌 重石 容器
1kg 500g 1.8L~
2kg 1kg 3.5L~
3kg 1.5kg 5L~
(この辺りから漬物樽が便利です)
4kg 2kg 6.5L~
5kg 2.5kg 8L~
*下の写真のように、塩の袋で重石をして、紙で容器の口を覆います。
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